最近は焚火は趣味になりつつあり、高みを目指しています。木の種類や太さ、組み方、風の流れ、後の処理の仕方などを考えて、最良の火をおこします。やり方次第で、雨の中でも火は燃え続けるんですよ。
今うちには、ガジュマルの伐木が山積みです。近所の土建屋さんがダンプ2台分も捨てて行ってくれました。(笑)ほんとありがたいです。ガジュマルは、成長が速いためもろく手でぽきぽき折れます。焚き付けには最適ですね。そこに交じっていたイヌビワの木、グアバの木はずっしりと重く緻密な材で薪としてはハイグレードです。ヤブニッケイや、ハマヒサカキも良く燃やしますが、火付きも良く扱いやすいです。さて、屋久スギはと言いますと、うちでは実際流木の屋久スギを拾って焚き付けとして使っています。屋久スギは脂がのっているので、割り箸程度に裂くと、なんとライターでそのまま火がつきます。そして風呂中にいい香りが漂いアロマ効果もありそうです。千年生きた後に川を流され海に出て、浜に打ち上げられ我が家の風呂で灰となる。灰となった後は、庭のグアバの木の根元に撒かれ、土に還る。とても自然だと思います。
気が乗れば、家族そろって焼き芋をしたりダッチオーブンで料理して外ごはんにしたりもします。寒い季節に焚火にあたりながらの晩御飯って、きっと縄文時代から変わらずいいものなんでしょうね。