2011年6月4日土曜日

ヤクシカを食べる

今日は朝から草払い作業でした。
この時期の屋久島の草木は連日の雨で勢いを増して、ほっておけば家をも覆い尽くしてしまいます。

その勢いに立ち向かうべく奮闘しましたが、半日であえなく退散・・・。屋久島の草木はホントに手強いです。すくすくと成長して、1年で直径5cmくらいの木に成長しますから。



というわけで、お昼からはお決まりの打ち上げでした。

でも、ただの打ち上げではありません。
草刈りの途中に、畑の罠にかかった2頭のヤクシカをさばいて食べようということになりまして・・・、
ヤクシカバーベキューとなりました。

シカを食べることについては賛否あるとは思いますが、私の考えは『屋久島の島内では食べましょう。』というものです。普通にさばいて、ありがたく美味しく頂きます。屋久島の恵みです。

小学生の子供たちも、私がシカをさばく現場を見ていましたが、いい勉強になったことでしょう。感覚的に『食』について掴んでいくと思います。私自身、未だこの辺の考えにはもやもやの残るところがありますので、経験を積むことで少しでも理解していこうと努めています。こういったものは理屈ではなく、体験がとても大事です。


背ロース、レバー、心臓の刺身と焼き肉を食べましたが、絶品のお肉でした。
明日、レバーの燻製を作ってみます。

写真だけ見るととってもグロテスクに見えるのでアップしないようにしておきます。