2012年4月10日火曜日

ウィルソン株は生きている?

屋久島ガイド連絡協議会主催の勉強会で、屋久島の山守とも呼ばれる樵の長老、 高田久夫さんと小杉谷を歩いてきました。 昭和初期の屋久杉伐採状況やトロッコ軌道などについて さらには、植林の状況や森の変遷や巨大すぎについて・・・。
などなど尽きない話でしたが、一番驚いた話は・・・ 『50年前までウィルソン株は生きていた』というお話。 ガイド一同声をあげました! 表杉と呼ばれる太平洋側の杉は基本的には伐採をされればそのまま枯れていきます。 ですが、伐採以前に根などが他の杉に地中でつながっていれば、 水や栄養分の輸送パイプもつながり、伐採後もその期の根として生きていけるのですが、 なんと300年以上前に伐採されたというウィルソン株もその状態だったらしいです。 ちなみにその後、皮を剥がれたことによって現在は枯れています。 考えてみるとあり得ない話ではなく、実際に高田さんはその状況を見ていたらしいです。 最近はウィルソンハートなどと呼ばれる、株の中から見上げた空洞は、 生きていた表皮側と朽ちていく内側の木部がつくりだした、自然の造形なのでしょう。

レスキュートレーニング

シーカヤック協会のメンバーのうち3人が集まりシーカヤックレスキューの訓練をしました。 意識のないまま海に浮かぶ人を海上でシーカヤックに乗せ、気道を確保しながら運ぶというもの。 意識のない濡れた人がいかに重いか、安定性の低いカヤックに引っ張り上げるのがいかに困難か、 強風、大波の中で可能なのか・・・? 3人で試行錯誤しながら試してみましたが、いくつかの課題を残しました。 しかし、訓練することによって実際の現場をイメージすることができるようになり、 経験値が上がったことは確かです。

2012年4月4日水曜日

卒業記念

娘の小学校卒業記念に縦走しました。
子どもたちとは、初縦走。淀川登山口から宮之浦岳、縄文杉、白谷雲水峡へ。 強風の中でしたが天気はサイコー!
新高塚小屋の外でソロテントに三人寄り添って寝ました。外の気温はマイナス2℃。
親子で感動を分かち合えた、忘れられない思い出が一つ増えました。

2012年4月3日火曜日

三岳参り

なまった体をシャキッと起こすため、ソロで三岳(宮之浦岳、永田岳、黒味岳)参りをしました。

宮之浦岳登頂・・・ぃぃ調子!!



永田岳登頂・・・最高の展望ですねー!


ですが・・・その後の宮之浦岳への登りかえしあたりからバテバテ・・・

情けないながら、やっぱナマってました。とばし過ぎたかな?
でも、何とか黒味岳にたどり着いた時には視界10メートルの白い世界になってました。


いつも三岳と言えば飲んでばかり・・・初めて三岳を登って、すべての祠にお参りをさせていただきました。

久しぶりに身体が自然のリズムに戻った気がします。