2012年12月14日金曜日

白い屋久島

 
13日に雪の宮之浦岳へ。
 
花之江河あたりは、うっすら雪化粧といった感じです。 
 
翁岳鞍部からの登りは、北風がたまに雲を吹き飛ばしてくれたら、
こんな景色が現れます。
 
気持ちいいっ!
 
山頂でハチカレー食べて、焼野に降りたのですが・・・

装備不足で予定の平石岩屋までは到達できず、残念。
 

でも、今年度初の白い屋久島でした。
 
次回は焼酎持って泊まりで・・・。


2012年11月29日木曜日

ミズイカ

原港では、イカが爆釣のようです。
 
堤防の上は墨の跡だらけです。
 
 
我が家も、今朝釣れたミズイカが、夕食のメインとなりました。
 
小ぶりでも肉厚で甘みがあります。
 
 
最近ハマってます。
 

2012年11月20日火曜日

屋久島町駅伝を走って・・・

ここ数カ月、ずっと気になっていたイベントを終えました。
神山地区40代代表として選抜され、初めての出走でした。

結果から言うと、我が神山地区は13チーム中7位!健闘しました。

自身の結果は区間13人中3位。
喜びたいところですが、負けず嫌いの私としては実はもっといきたかった・・・。

1位のTさんは2.2キロを7分29秒、2位のKくん(実はガイド仲間なんです)は37秒。
そして私が45秒。

正直これ以上できないくらいの全力を出し切りましたが、負けました。

でも今回の駅伝で走る楽しさに目覚めちゃいました!これは大収穫です。
中学生の娘も出たのですが、同じく『走るのイイね』と。

来年また出れるかどうかわかりませんが、しばらくはマイペースで走り続けようと思います。

2012年11月15日木曜日

続・鶏舎

鶏舎、建てています。出来るだけ廃材を使用してます。
 
奥は卵を産む小部屋を作りました。

18日は島内駅伝大会・・・。
今週中には何とか形にしようと思ってます。

2012年11月13日火曜日

鶏舎

オランダのネラという鶏を飼い始めました。
交配してかけ合わせた種類ではなく、野生種に近い鶏です。
 
 
ひよこから買っていると、慣れて畑に行くと、チイチイと鳴いてずっと付いてきます。
本当に可愛いです。

奥に映っている鶏舎が狭いので、昨日墨付けした材料を刻み、
本日一人で棟上げしました。
 
材料費3万円也・・・。
2坪の広さになります。
 
年が明けて、卵を生み始めるのが楽しみです。


2012年9月8日土曜日

屋久島水難事故について

観光協会より、屋久島水難事故の報告が送られてきましたので、その全文を転載致します。


マムシ

シマヘビやヤマカガシとは、よく会いますが、マムシはなかなか会うことがありません。

沢登りのツアー中、気付かなかったらあと1メートルで踏んでました。

2012年8月28日火曜日

珍菌?

冬虫夏草とは昆虫やクモに寄生して、宿主から伸びたキノコのこと。
屋久島でよく見かけていたのは、これ・・・『カメムシタケ』です。
 
黒い子実体の頭部がオレンジ色でよく目立ちます。
夏には、あちこちで見かけます。

 
 
 
で、本題はこれ・・・『?』
誰なんでしょう?
標高1500メートルあたりで見つけたのですが、名前がわかりません。
子実体の形は、『クチキムシタケ』に似ているように思われます。
 
もしそうだとすると、珍菌の一つらしいのですが。
 
皆さんも、森歩きの時はミクロの世界に入り込んでみてください。
冬虫夏草・・・見つけると嬉しいですょ。
 

2012年8月27日月曜日

鉄砲水

先日、屋久島の川でツアー中に鉄砲水に遭遇しました。

よく、鉄砲水の前には、『水が濁る』や『泡が流れてくる』『生臭いにおいがする』などなどいくつかの前兆があるといわれていますが、その時の明らかな前兆は

『山は雨が降っているのに、水が澄んでいてしかも少なすぎる』

ということでした。

虫の知らせなのか、いつも行く川の中のには入らず、その先に進んでいたところ

『何かおかしい!』・・・すぐに川から上がって高い所で見守っていると、
みるみる川が濁って、木の葉が大量に流されてきました。

どこまで増えるんだろう?と観察していたら
川幅20メートルほどの所が水位1メートルくらい上がって来ました。

その時間 『約1~2分間』

もし洞穴的な滝に入っていたら・・・気づくのが遅れていたら・・・

エスケープルートを使って無事に帰りましたが、
自然の作用を体感していい勉強となりました。

おそらく、上流で土砂崩れ、倒木等で川がせき止められ、一時的にそこにダムができたのでしょう。
下流では流水量が減るため、水位が下がって来ます。

せき止めていた土砂もそのうち限界量を超え決壊。
一気に土砂が押し寄せてきたというように推測できます。

せき止めていた土砂の量や、地形によって鉄砲水の規模も変わってくると思いますが、
屋久島の川岸にはとんでもない場所まで流木が打ち上がっています。


テーマパークではない自然の中で遊びながら学び、
さまざまな現象を、残された痕跡から想像することがとても大事だと感じた日でした。





ミヤマカラスアゲハ

安房川リバーカヤックにて出会った、美しい蝶です。
 


カメラを構えるとパッと羽を広げてくれました。

ジャスミンのような香りを放って、河原に咲いているクサギの花の蜜を吸いに来たのでしょうか?

2012年8月3日金曜日

天文の森

台風10号が過ぎ、屋久島は穏やか・・・とはいきません。

南からの湿った空気が立ち込め、お天気は不安定。 島の南東部は時折スコールが降り注ぎます。

海上は10号のうねりとともに、東海上から11号のうねりも届き始めます。
河川は増水がだんだん引き始めていますが、まだまだ濁りがあります。

そこで昨日のツアーは『緑のカオス、天文の森』へ急きょ変更しました。 これが大当たり!

もともと私の大好きな森なのですが、昨日は格別でした。

濃い霧に包まれた巨木の森のむこうに、遠くの山々がうっすらと水墨画のように浮かび上がる。
森に立ち込める霧の一粒一粒に木々や苔の緑が反射して、夢幻の世界に引き込まれていく。
樹冠に叩きつける雨音が過ぎたと思えば、風に流された雲の切れ間から、射光が降り注ぐ・・・。

ツアー参加者の方たちは『夢の中だね・・・』と。

私のつたない写真はかえって載せない方がいいです。

海や川で遊べないときは雨の森を歩いてみてはいかがですか? 晴れた時とはまるで違う森の姿に、出会えますよ。

2012年7月20日金曜日

亀はカメでも

台風の去った昨日のツアーは、シーカヤックにはもってこいの海況。 と思いきや、まだまだ周期の長い大きなうねりは残っていて、上陸場所がなかなかない・・・。
やっと見つけた上陸場所には、先客が・・・。 『ダンさーん、カメがいた~!』とお客さんの声に駆け寄ると・・・。 亀はカメでも、ウミガメじゃなくミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)でした。なぜこんな浜辺に?
おそらく台風の増水で、浜辺に落ち込んでいる小滝の上から落っこちてきたのでしょう。 お尻の所の甲羅が割れ、見るからに痛々しい。 カヤックに乗せいったん港につれてかえって、また沢の上流に放しました。
以前に私が見かけたのは、宮之浦川で親ガメ、子ガメ、栗生川にもクサガメの子ガメがいました。 ちなみに今回は志戸子の海で。 ウミガメの陰に隠れてなかなかクローズアップされませんが、陸ガメもあちらこちらに見かけますよ。

2012年7月18日水曜日

シーカヤックとウミガメ

このカヤックの下で・・・
こんな感じでウミガメが泳いでいました。(ちょっとわかりづらいけど)
ウミガメから見たら、シーカヤックってこんな風に見えるのですね。

風裏

台風前日の永田の海です。嵐の前の静けさ・・・というか、ホントに来るの?という感じですね。 。
洋上アルプス屋久島は、どこから風が吹いてきても、ある程度の強さまでは必ず風裏ができます。 北西風なら原、北東風なら栗生、南東なら永田・・・などなど。 シーカヤックのフィールドは常にベストフィールドを探して移動します。
今日は永田が大当たり。外れた時はひどい目に合うこともしばしば・・・ 永田の海にはウミガメの上陸跡がいく筋も付いています。産卵のためにかなり上陸してるのでしょう。 中には割れた卵も落ちていました。カラスが近くを飛んでいたのでカラスに掘り返されたのでしょうか?

2012年7月16日月曜日

イソアワモチ

イソアワモチっていうのは、どうやら殻を持たない貝らしい。 本日のツアー中に潮が引いた岩の上に群れていた。 食べれるっていうのは聞いたことがあったので、恐る恐る一個試食を。
海水でぬめりを取って、手でしごいて内臓を絞り出す。 醤油で佃煮風に炒め煮すると、おいしいらしいのですが、とりあえず浜焼で・・・。
焼けたのかレアなのか、食べごろがつかめ無いまま焼いていると、どんどん縮んでいく。 この辺でパクっと食べてみると、『美味いじゃない!』 焼け過ぎていたが醤油をかけて食べてみると、ホルモンのセンマイに近い。 こういう珍味大好きです。

ある日の海メシ

シイラの特大ヘッド燻製(けい水産製・激うま)入りのパエリヤでした。 みんなで海に潜って、追加の具をゲット!
やっぱ、獲って食べるって・・・かなり燃えます。

シーカヤック&秘境の滝ツアー

お客様のご要望にこたえ、この夏に開始したツアー『シーカヤック&秘境の滝ツアー』ですが、 遊びすぎです。メッチャ疲れます(笑)。
この日は朝、トロ―キの滝シーカヤック!天気はいいけど、風はワイルドだぜ~!
その後移動、昼食秘境の滝へ! 本日のお客様、滝行似合い過ぎです。ふんどし用意すればよかった。
豪快にお昼寝中。寝返り打つと、激流にのまれます。
最後は、頭から飛び込み決めました。これ上に立つとホントに怖いのですが、10代の女子は気合入ってます!
このツアー、バリバリ体動かしたい方向けです!そんな方、お待ちしてますよ!

2012年7月6日金曜日

サバと天気予報

本日の天気、快晴予報。 屋久島では、サバ(首折れサバ)と天気予報はあたらない!という言葉があるのですが、 その通り。 この方、頭がおかしくなったんじゃありません。 宮之浦岳山頂、風速30メートル、横殴りの雨の中で必死なんです。(笑)
やっぱりサバと天気予報はあたらない!

男だな…

飛ぶ旦那と・・・
落ちる奥さん・・・。
ツアーで出会う旦那は、いつも優しいんです・・・。

2012年7月1日日曜日

ツアー日記

6月の最終日、梅雨明けも間近と感じさせる空気の中『シーカヤック&秘境の滝ツアーです。 海はもう夏色に変わりつつあります。 今日は南風1メートルの微風の中のツアーでした。 シーカヤック初めての仲良しご夫婦は、何んと『結婚25周年記念』の屋久島旅です。 さすが、息が合ってます?!
プライベートビーチで昼食&シュノーケル。コーヒーを飲んでしばしゆっくりタイム。 実はシュノーケル中にシーカヤックが波でさらわれそうになってました。 中潮の今日は満ちるのも早いですねー。
そんなこんなで、昼過ぎにシーカヤック終了して、増水サービスの沢へ移動。 結構な流れの中、ご主人は必死のクロールで対岸へ渡ります。 奥さまはロープを使って楽々と・・・。
身体の潮けもさっぱりと落ちましたね。次は結婚50周年で!(笑)

2012年6月14日木曜日

台風4号(グチョル)

台風4号(グチョル)がフィリピンの東を北上中です。 米軍情報によりますと、屋久島を直撃しそうなルートです。 今後、かなり成長しそうな感じですので、屋久島旅行のご予定の方は台風の動向に注意してください。

2012年6月4日月曜日

雨なら森へ

『前線を伴う低気圧の接近により、まとまった雨が予想されます。』『海上は波が高くなるでしょう。』 ということで、強風、波浪注意報の出ている海を避けて、今日は屋久杉ランドへツアーを変更です。
大雨に打たれる巨木、混沌の森・・・人ともめったに合わない、静けさを増した深く暗い森・・・
これから梅雨に入る屋久島では雨を避けて遊ぶことはできません。 『雨なら森へ』・・・  いかがでしょうか?

2012年6月2日土曜日

屋久島~硫黄島~開聞岳~鹿児島

28日に出発した鹿児島へのツーリングを終えました。 総距離140キロほどを漕いできました。
印象的だったのはやはり硫黄島でした。ここはもう一度じっくりとキャンプツーリングしたいですね。 そのうち写真などもまとめて、記事をアップします。
一緒に旅した『KAZE』のマサ、ジモン、『ノブヤック』のショウヘイに楽しい旅をありがとうと言いたいです。

2012年5月27日日曜日

初めて見ました

前から会いたいと思っていた虫なのですが、実は一度も目にしたことが無かったのです。 『ツバキシギゾウムシ・雌』・・・ホストでありよきライバル?である『ヤブツバキ』とともに進化してきた特異な容姿をしております。
発見場所は一湊海水浴場。シーカヤックで海峡横断のための風待ちをしているところにふらっと飛ばされてきました。 ちなみに、この口吻の長さは日本一らしいです。とても生活しづらそうですが・・・。
風はやまず、海峡横断は一日延期。あすから『硫黄島』まで漕いできます。

2012年5月20日日曜日

ウミヘビの岩登り

先日トロ―キ・シーカヤックツアーのとき、なんと海蛇が陸に上がり岩をよじ登ってました。(陸では初めて見た!)
おそらくヒロオウミヘビという種類だと思うのですが、背中に10センチくらいの深い傷を負ってます。 『怪我したから上がったんじゃないですか?』『海水が怪我にしみるのでは?』などとみんなでテキトーに話してました。 (調べてみると、夜行性で、昼間は普通に陸に上がって岩の隙間で休んでいるらしいです。)
ウミヘビは出てきましたが、ウミガメには会えずじまいでした。トロ―キのあたりはウミガメは少し少ないですね。 沖で粘りましたが、今日は残念。次回は永田ウミガメパラダイスで漕ぎたいですね!
ショアーズ・ツアー参加者レビュー